学会通信 第12号
会長あいさつ 会長 岡村興一
巨星逝く―謹んで松平邦夫先生のご冥福をお祈り致します。
日本の歯科東洋医学、とりわけ歯科鍼灸分野の重鎮である、本会初代会長松平邦夫先生の訃報を耳にし、茫然自失、私はただその場で立ち尽くすばかりでした。先生は本会にとってはいうまでもなく、私自身にとってもかけがえのない恩師であり、先輩であり、そして親父として慕った方でした。今でも先生の叱咤激励の電話と手紙が届きそうで、先生がこの世におられないなどとは、とても信じられない気持ちです。小生が当会4代目の会長に就任させていただき2期目のスタートを迎えた4月1日に先生の葬儀に参列し、今期最初の学会通信でこのような追悼文を書かなければならないとは…なんとも残念、痛惜の念これにまさるものはありません。
先生は東洋医学の古典を大事にし、安易な欧米化には厳しい目を向けておられました。“生命の源流 医の原点を求めて”…これは、今年度開催予定となっている第1回国際大会・第21回学術大会の大会テーマです。“気”“血”“水”は生命の元であります。古きをたずね新しきを知る。先達の業績を大切にし、前向きに、将来をみつめて前身することこそ、先生の薫陶にむくいる道です。
21世紀の初めに、21回目の学術大会を、最初の国際大会として開催し、“歯科東洋医学”の内容を日本から世界へ発信する。この意味を再度確認しながら、謹んで松平邦夫先生のご霊前に哀悼の意を表したいと存じます。
ご挨拶…今期もよろしくお願いいたします。
前期は会務の基本的考え方を、1.分権化、2.有機化、3.ボーダレス化、4.融通性、5.固有性とし、設定目標を、会員数1,000名規模の学会達成、記念学術大会の開催、第1回「国際歯科東洋医学会」の開催、「歯科東洋医学」教育プログラムの充実、全国支部の設立と配置とさせていただきましたが、今期もその内容を実現充実させるため精一杯やらせていただきますので、会員の皆様のご理解とご協力をお願いいたしたいと思います。
西暦2003年は数百年に一度の大転換(Great Change)を占う重要な年
(2003.4.28)
日本歯科東洋医学会 第1回国際大会・第21回学術大会のご案内
開催地:日本歯科大学 富士見ホール
開催日:2003年11月14日(金)~16日(日)
『感性なき医療に明日はない』
◇日々の臨床の悩み解決!―日本歯科東洋医学会20年の集大成を学ぶ
◇東洋の“癒し”を体験!―実践型ワークショップで体得する
平成15年度研修会のご案内
学術研修企画委員会委員長 松本 英彦
認定医新規・更新申請のご案内
認定医認定委員会委員長 小山悠子
このたび、認定医認定委員会委員長を仰せつかりました。今まで、萬屋 裕委員長の下、幹事として働いてまいりましたが、重責のこのお役目、新たな気持ちで邁進してまいりますので、叱咤激励のほどよろしくお願い申し上げます。
新規申請
・申請書受付期限 平成15年6月30日まで
・申請料 20,000円
・登録料 50,000円
・登録は、平成15年10月1日
その他、新規申請、更新につきましては、学会誌巻末の規則、細則をご参照下さい。
また、今秋の国際学会における一般演題の発表はすべてポスターセッションの予定ですが、今回に限り主たる演者は、従来の2倍の10単位を取得できることに理事会で決定されました。共同発表者も4単位取得できます。ぜひこの機会に、ご発表されてみてはいかがでしょうか。
漢方薬派のDr.に朗報 研究開発部部長 久保茂正
人気No.1医療機関情報検索サイト「ご近所のお医者さん情報」に漢方専門検索サイト「漢方のお医者さん探し」http://www.gokinjo.co.jp/kampo/index.htmlが新設されました。このサイトには株式会社ツムラが協賛することになり、日頃より漢方薬を診療に採用されている医療機関の情報を、ツムラを通じて、無料で登録、掲載していただけることになりました。登録、掲載ご希望の方はお近くのツムラMR、あるいはツムラ商品情報センター(TEL 03-3221-9700)まで連絡してください。
支部だより 総務部部長 沼 智博
日本歯科東洋医学会誌 第23巻第1・2号のご案内
[学会誌編集委員会委員長 戸田一雄]
日本歯科東洋医学会誌第23巻第1・2号は、平成16年3月末日原稿締切、平成16年8月末日発行予定となっております。先生方のご投稿をお待ちしております。特に原著論文に挑戦いただきたいと存じます。また、総説などで取り上げてほしいテーマがありましたら、編集委員会宛ご一報ください。
新入会員のご紹介を!!
会員開発部部長 大竹和行
会員増強を数年前からお願いしておりますが、1,000人到達にはまだまだ遠い状況です。「1会員1人紹介」をキャッチコピーにしております。今年は11月に第1回国際大会が開催されますが、参加者も500人余の目標です。さらに魅力ある学会にするには、会員諸兄姉の協力なしではできませんし、円滑な会務運営にも多数の会員加入が必要です。声を掛け合って、新入会員をご紹介ください。
会費納入のお願い
財務部部長 森田邦夫
平成14年度の会費請求につきまして、多くの会員の方にご協力いただき、誠にありがとうございます。
本年度の最初の会費請求を6月中旬にさせていただきますので、お早めにお振込いただきますようお願いいたします。
また、会費未納の方は、3年で退会扱いとなってしまいますので、お心あたりの方は、早急に下記振込先までお振込み下さるようお願い申し上げます。
郵便振替 口座番号 00100-1-12697 財団法人 口腔保健協会学会部
円滑な会務運営のため、会員の皆様のご協力をお願い申し上げます。
賛助会員紹介
〈株式会社 株式会社 トランスメディカ〉
EAV機器―アキュプロに特化した会社です。EAV(電気経絡測定器)は、歯と体全体の相関関係を重視する先生方に多く使用していただいております。 以下はその特徴的な例です。
フルハウスが1996年から歯科医院の紹介ホームページを立ち上げて、7年が経過しましたが、その間一貫して会員歯科医院の客観的紹介をしてきました。
32歳女性 手足が麻痺して動けず、「多発性硬化症」との診断を受けたので測定してほしいとの依頼を受け、入院中の病室にて測定。リンパ経(東洋医学にはない経絡)の歯の状態を表すポイントと神経経(これも東洋医学にはない経絡)のポイントで異常数値。歯の測定ポイントで毒素の検索機能を使い測定すると、メルカプタンと歯髄の壊疽が検出され、それが神経経にも影響を与えているとの測定結果。数値的に抜歯をする必要のある結果であったが、一度の測定では決心がつかない様子で、渡米しアメリカ人医師により再度測定。同じ測定結果であったため、当該歯を抜歯。翌日には、手足が動くようになった。その後、アマルガムも除去し、1年後の現在では自転車に乗れるほどに回復した。
その他にも、生体適合性のない金属によるアレルギーの改善、視神経異常の改善など、EAVを併用した歯科治療により、ホリスティックな状態改善が得られた例は多くあります。日本歯科東洋医学会の先生方には、下記のものを無料でご提供いたします。
1.EAV入門(51頁 非売品)
2.歯と臓器の相関関係図
3.EAV測定
ご希望の方は、今スグ、ご連絡下さい。
〈お問い合わせ先〉
株式会社 トランスメディカ
〒106-0031 東京都港区西麻布1-1-3 ワダビル6F
TEL 03-5775-5871 FAX 03-5775-5874
email:info@transmedica.co.jp
ホームページ http://www.transmedica.co.jp
〈アサヒプリテック株式会社〉
日本歯科東洋医学会会員の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。また、平素よりご高配賜り誠にありがたく厚く御礼申し上げます。
さて、アサヒプリテック株式会社は、1952年創業以来、貴金属リサイクルを半世紀にわたり他社に先駆けて地球環境の保全活動をしてきたことを誇りにしています。
また、デンタルの分野では、皆様からご指示・信頼を賜り、全国シェアーNo.1を誇る貴金属リサイクルは基より、歯科用合金の製品においても、長年の技術を駆使し、原材料から徹底した分析・評価を行っております。現在、『APバイオフィットプロ』を始めとし、鋳造用金合金『AP Fitシリーズ』、金銀パラジウム合金『ASAHI CAST 12』、銀合金『ASAHI CAST SILVER I・II』にご愛顧を賜ります中、加えてこのたび、新商品の陶材焼付用金合金『AP Bondシリーズ』を発売させていただくはこびとなりました。Cu・Pdフリーのプレシャス系金色メタル『APバイオボンド』を始め、プレシャス系白金色メタル『APハイボンド』、セミプレシャス系『APプロボンド』『APマスターボンド』のスタンダードアロイを合わせ、計4種類を新しくラインナップ致しました。
これからも進化し続けるアサヒプリテック株式会社、より一層のご高配賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
〈お問い合わせ先〉
アサヒプリテック株式会社
〒650-0001 兵庫県神戸市中央区加納町4-4-17
ニッセイ三宮ビル
TEL 078-333-5600(代) FAX 078-333-5681